
ブログでどこが見られてるのかもっとパパッとわかんないかなぁ…。
Googleアナリティクスやサーチコンソールじゃそこまでわかんないし……。

ヒートマップツールを使えば自分のブログ記事をみた瞬間にどこが読まれているのかわかりますよ。
アナリティクスやサチコより視覚的に把握しやすいんです。
ヒートマップという言葉を聞いたことがありますか?
訳すと「どこが熱いかの地図」ということですね。
これを導入すればあなたのブログ記事もどこがホットなのか一目瞭然です!
- ヒートマップとは何か
- ヒートマップで何が出来るか
- ヒートマップの活用法
- おすすめのヒートマップツール
についてわかります。
さっそく結論ですがヒートマップは入れて損はないです。
パッとブログ画面を見た時にどこがどうなっているのか一瞬でわかります。
あなたがもしアナリティクスやサーチコンソールの分析に慣れていないのならヒートマップの方がわかりやすいですよ。
ヒートマップとは

ヒートマップとは、ユーザーがブログ記事のどこをみているか、どこをクリックしているかといった情報を見えるようにしたものです。
温度が見えるようになるサーモグラフィでは熱いと赤色に、冷たいと青色になっていきますが、ヒートマップでも同様です。
良く視られたりクリックされていれば赤色に、そうでなければ青色に近い色分けがされてわかりやすく確認することが出来ます。
何ができるの?

ヒートマップでは、視覚的にわかりやすくユーザーの興味・関心といった心理を把握することができます。
WEBデータ解析には経験とノウハウを必要としますが、初心者でも直観的に課題を発見する事ができるのです。
具体的には以下のような情報が視覚的にわかります。
- よくクリックされる箇所、あまりクリックされない箇所
- 熟読されている箇所、あまり読まれていない箇所
- マウスをもっていった箇所、そうでない箇所
どこがクリックされているか

これはクリックマップと呼ばれる機能で、クリックされたところに色が付くというものです。
クリックが多ければ多いほど青色から赤色へ変化します。
あなたが貼ったリンクやバナーが赤色に近ければ多くクリックされていますね。
せっかく目立つバナーを貼っても無色だったり青色だったりしたら、ほとんどクリックされていないことがわかります。
どこがよく読まれているか

ヒートマップにはアテンションマップという機能があります。
これはページをスクロールしてどこでどれだけの時間止めていたかを測ることで、どの部分がよく読まれているかを調べるものです。
長く留まっている部分は赤色に近づいていきます。
これも虹のようなグラデーションで表示されるので見てわかりやすいですよ。
どうやって読まれているか

マウストラッキングやホバーマップの機能があれば、あなたの記事のなかでユーザーがどう行動したのかわかります。
これはマウスがどのような動きをしたのかを追えるものです。
マウスカーソルがリンクやバナーに向かって行ってくれれば、ユーザーは記事を読んで興味を示してくれたことがわかります。
ホームボタンにカーソルが一直線なのであればユーザーが興味を持てない記事だと気が付けるでしょう。

こうした情報がわかれば、それをもとに記事をどうやって改善できるか考えられますよね。
単純に「こんなところを見てるんだ~」とわかるのも面白いですよ!
どうやって使うの?

ヒートマップを使うことでわかる問題があります。
問題がわかればそれを一つずつ検証して改善することが出来ますよね。
- 意図しない所をクリックされている、あるいはクリックしてもらえない
- 記事を読んでもらえていない
- マウスカーソルが迷っている
これらについてどうやって改善していくか見ていきましょう。
意図しない所をクリックされている、あるいはクリックしてもらえない

クリックマップ機能で、自分が設置したリンクやバナーが全然押されていないとわかったら。
まずバナーの位置は最適か、テキストリンクに変えた場合はどうかといったことを考えましょう。
リンクの挿入が不自然になっていないかといった点や、逆にどういったところのどんなリンクがクリックされているのかを見てみることが重要です。
一定期間バナーをテキストリンクにしてみたり、いっそその部分のリンクを取ってしまったらほかのリンクのクリックが増えるのかなど試行錯誤するのが良いでしょう。
リンクを張ってないのにクリックされている場所や画像があれば、そこにリンクを張ることでユーザーの求めるものを提供できますよ。
記事を読んでもらえていない

アテンションマップ機能で、記事の途中から急に読まれなくなっているとわかったら。
途中まではちゃんと色がついているのにいきなり青色だけになったり、色がついていなかったらそこでユーザーは離脱しています。
離脱されているのであれば、そのあたりの構成や文章を考え直す必要がわかりますよね。
どこが良く視られているかがわかれば、その部分の記事を書き足してもっと読んでもらうこともできます。
マウスカーソルが迷っている

マウストラッキングの機能で、想像しないようなマウスの動きがわかったら。
それは画像やリンク、バナーの配置や行間などが見やすいものか確認しなければなりません。
ユーザーは記事からどこかにリンクがあるかもと探しているのかもしれません。
マウスの動きを追うことで適切な位置にリンクやボタンを配置したり、そもそもページのレイアウトを考え直したりする機会が得られます。

アナリティクスやサチコで数字だけ見ていては分からないようなことがヒートマップでは分析できるんですね。
ヒートマップツールの選び方

ヒートマップツールの選び方としてはこういったポイントがあります。
- 有料か無料か
- 日本語か英語か
- どんな機能があるか
ヒートマップツールを選ぶならこうした条件を考慮して好きなものを選びましょう。
おすすめヒートマップツール

選び方からみたおすすめのヒートマップツールにはこんなものがあります。
ツール | 料金 | 言語 | 機能 |
---|---|---|---|
User Heat | 無料 | 日本語 | クリック/マウス/アテンション |
heatmap.com | 無料プランあり /月100ドル~ | 英語 | クリック |
ミエルカ ヒートマップ | 無料プランあり /月9,800円~ | 日本語 | クリック/アテンション |
それぞれについて見ていきましょう。
User Heat

User Heatは無料で使えるヒートマップです。
クリックマップやアテンションマップ(どこが良く読まれているか)など使える機能が多いのがポイントです。
登録サイトは1つですが、ページURLの制限はないのでブログ丸ごと計測できます。
月30万PVまでは無料ですが、それ以上のPVがあっても計測が止まるだけで課金はされません。

それ以上の計測やもっと詳しい分析を任せたい場合は上位プランのUser Insightというものが用意されていますよ。
価格については見積もり形式のようです。

ヒートマップツールを試してみるのにちょうどいい感じですよ。
計測するためには100PV以上ないといけないという条件があります。
>>「User Heat」の詳細はこちら
heatmap.com

heatmap.comは神ブロガーのマナブさんもおすすめしているツールです。
おすすめの理由としては、わざわざツールの管理画面に行く必要が無く、自分のブログを開くだけでヒートマップを表示してくれるので、日常的に分析するくせがつくというところです。
有料プランにはアテンションマップなど基本的な機能分析の幅が拡がります。

英語であるという点と価格の問題だけクリアすれば強い味方になってくれそうです!

あのマナブさんが一押ししているツールだけあって安心感がありますよね。
でも日本語の方が使いやすいので、英語が苦手な方はほかのツールでオタメシしてみましょう。
>>「heatmap.com」の詳細はこちら
ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップは日本の企業が作っているので使いやすいのが特徴です。
端的に言えばUser HeatのPV数が少ないバージョン。
月刊10,000PVまでという制限はあるもののこちらも完全無料でお手軽です。
User Heatとの差別化として「有効熟読率」というものを算出しています。
これは記事の文字数に対して適正な時間で読んでいるか=ちゃんとじっくり読んでくれているかという点がわかる機能です。
無料版は1URL分だけの提供ですが、料金プランも豊富で初心者~企業までカバーできる幅の広さが強みですね。


ミエルカは無料プランであっても改善アドバイスがもらえます!
いろいろなヒートマップツールを見ましたがコスパ的にも高いと思いますよ。
>>「ミエルカヒートマップ」の詳細はこちら
結論

結論としてはやはりヒートマップツールは入れて置いて損は無いですね。
ヒートマップツールは本当に見た瞬間に、ユーザーがどこを読んでいてどこを見ていないのかがよくわかります。
いろいろなヒートマップツールがありますが、まずは日本語に対応した無料プランの者で試してみるのがいいでしょう。
はやくから導入して分析をすればブログも早く育てることができますし、ブログが育ってきたときのために有料版をいれておくというのもアリです!

料金プランの多いミエルカヒートマップか、無料プランでも感触がわかりやすいUser Heatがいいと思いますよ。
設置したリンクやバナーがクリックされているのをみると結構感動です!笑
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